中長期投資~株価が下がっても動揺しない考え方~

株式投資では、腰を据えて中長期投資に取り組むのが定法です。

日々株価が動いているのをうまく活用して短期投資に取り組む投資家も多いので、中長期投資には本当に魅力があるのかが疑問になる人もいるでしょう。

この記事では中長期投資の特徴やメリット、デメリットを紹介した上で、安定した利益を得るための投資方法を解説します。

中長期投資とは

まず始めに、中長期投資とはそもそもどのような投資の仕方なのかを正しく理解しておきましょう。

中長期投資は、主に投資期間の考え方が短期投資とは異なります。ここでは中長期投資と短期投資の違いに触れた上で、株式投資で中長期投資をするメリットを一通り解説します。

中長期投資とはどのような投資を指すのかを具体的にイメージできるようになりましょう。

投資期間の考え方

中長期投資について理解する上では、投資期間がどの程度なのかを知る必要があります。

投資期間は大別すると「短期」「中期」「長期」に分類できますが、それぞれの定義が明確に行われているわけではありません。このような分け方はあくまで相対的なものだと理解しておきましょう。

それぞれの期間の目安としては、以下のとおりです。

  • 短期投資…当日~数週間
  • 中期投資…1ヶ月~2年程度
  • 長期投資…3年~5年程度

短期投資の場合には秒単位での取引もあり、長期投資ではもっと長い期間の場合もあります。 証券会社の金融商品では「中期投資向け」などといった記載がありますが、この場合にはおよそ1ヶ月~2年の運用期間を想定している商品です。ただ、証券会社によって投資期間の捉え方が異なる点には留意しておきましょう。

いずれにしても中長期投資は目先の利益を求めるのではなく、長い目線で資産形成するのが目的の投資なのが特徴です。

短期投資のスタイル

短期投資には「デイトレード」と「スイングトレード」があります。
デイトレードは1日中で何度も売買を繰り返して売却差額で利益を得る手法で、買った株をその日のうちに売って売買を完結させるのが特徴です。一方、スイングトレードは数日~数週間の間に売買を繰り返して売却差額で利益を得る手法で、一般的に保有した株を翌日に繰越すか否かでデイトレードと区別されます。

中長期投資と短期投資の違い

既に中長期投資と短期投資の違いに簡単に触れてきましたが、あらためて両者を比較しておきましょう。

短期投資
短期投資はデイトレーダーのように日々の値動きを追跡し、安値で買ったものを高値で売るというやり方で利益を得るのが特徴です。日々売買を繰り返していくことにより、売却時の収益(キャピタルゲイン)を得ることを目指します。

取引時間は1日以内ということもありますが、1分1秒単位での売買をするケースも珍しくありません。

中長期投資
中長期投資では、長期間の保有によって継続的な収益(インカムゲイン)を得るのを目的とするのが特徴です。株式投資なら配当金による利益や、株主優待の獲得が主な目的になります。債券なら利息を得て利益を生み出し、不動産投資なら賃料による収入で資産形成をします。

何に投資するかによって投資を終えるときにまとまった利益が得られるかは異なりますが、株式投資であれば企業の成長などに伴って株価が最終的に上がっていれば売却時の収益(キャピタルゲイン)も発生します。

このように、中長期投資では何年もの期間をかけて着実にインカムゲインを得るのを重視します。目先の利益のために売買を繰り返す短期投資と違って、安定した利益を得やすいのが特徴です。

専門家からのコメント

ウェルスパス投資顧問
ウェルスパス投資顧問代表 渡邉

中長期投資でもキャピタルゲインを狙う投資手法もあります。成長株、特に時代の変化に合わせるように世の中に出てくる新興上場株の多くは、投資家に配当を支払うよりも内部留保を選択し、更なる投資にその資金を使って速いスピードでの規模の拡大を狙っていくという戦略を取ることが多いためです。例えば米国株でGAFAの一角であるアマゾンドットコムは今まで配当金を支払ったことはありませんが、株価はこの20年で何百倍にもなりました。

中長期投資をするメリット

中長期投資に取り組むメリットは短期投資に比べて低コストにすることがえきる点です。コストといっても色々な考え方がありますが、中長期投資を選ぶと時間的なコストと金銭的なコストを両方とも抑えやすくなります。

時間的コスト
時間については中長期投資では日常的に投資に費やす時間が少なくて済む点で優れています。

短期投資の場合には普段からパソコンやスマートフォンをじっと見て値動きを確認し、このタイミングだと思ったところで売買をしなければなりません。しかし、中長期投資では最初に投資先の銘柄を決める際にはかなりの時間が必要ですが、それ以降は落ち着いて動向を見ているだけで済みます。

時間的なコストが少なくて済むので、仕事や家事で忙しくてあまり投資に関わる時間を割けない人でも取り組みやすいのがメリットです。

金銭的コスト
金銭的なコストに関して最もわかりやすいのは、売買手数料を削減できることです。

短期投資の場合には売買を繰り返すので手数料がかさんでしまいます。しかし、中長期投資ならこれと決めた銘柄を買ったらずっと保有し続けるので、売買手数料があまりかかりません

利益に課される所得税や住民税についても、短期投資では稼いだ分だけ毎年納めることになりますが、中長期投資では含み益にすることで税金の負担が売却までかかりません。

中長期投資のデメリット

中長期投資には低コストで済ませられるメリットがありますが、どのような投資方法でもデメリットもあるのは確かです。

投資にはリスクはつきものなので、避けることはできないでしょう。ただし、短期投資と中長期投資ではリスクに違いがあるので注意が必要です。

中長期投資のリスクにはどのような特徴があるのでしょうか。

企業の業績や社会情勢の影響を受けやすい

株式投資では、成長する企業の株式を保有し続ければ株価が上昇して売却時の収益を得られます。

ただ、これはあくまでも投資先の企業が購入当初に比べて成長した場合に限られます。投資をした段階では大きな成長を遂げるだろうと予想できたかもしれませんが、企業の業績が急に低迷するリスクはあります。

業績低迷の原因となり得ること

競合企業が登場してシェアを獲得したり、社内で不祥事があって顧客からの信用が失われたり、事故で工場が使えなくなってしまったりすれば業績が落ち込むのは明らかです。数年もの期間があると不測の事態が起こる可能性があるのは確かで、最悪の場合には投資先の企業が倒産することもあり得ます。

さらに、このたびのコロナショックのように社会情勢を変化させるような予期せぬ事態が起こることも考えられます。株式相場を揺るがすような事件が発生すると、企業が堅実に事業を行っていたとしても株価が下がる可能性があるでしょう。それによって世界的に情勢が不安定になり、予想だにしていないような株価の暴落が起こるかもしれません。

このように、未来の企業の業績や社会情勢などを完全に予測するのはまず不可能です。長期投資は短期投資に比べて期間が長い分、不確定要素の影響を受けるリスクが高い投資手法なのがデメリットと言えます。

利益を得るまでの時間が長い

また、中長期投資は数ヶ月~数年にわたる投資になるため、短期的に大きな利益を得られるわけではないのもデメリットと言えます。

短期投資に取り組むデイトレーダーやスイングトレーダーのように、少しでも含み益が生じたらすぐに利益確定をしたいという気持ちが強い人には中長期投資はあまり向いていないかもしれません。

中長期投資はもともと目の先の株価の動きにも利益にもこだわる投資ではありません。「この企業なら将来に向けて持続的に成長していき、利益を生み出していくはずだ」という投資先を探し、じっくりと時間をかけて資金形成をするのが中長期投資の基本です。

この企業はきっと急成長すると思えたようなときでも、数日や数週間といった短期間で企業価値が高まることはほぼありません。数ヶ月程度の期間でも困難でありするので、数年は見込む必要があります。

そのため、すぐに利益を出したいという気持ちを抑えて忍耐強く投資に取り組むことが中長期投資では欠かせません。成長する企業とともに歩む気持ちで資金を投入し、本質的な株価上昇をじっくり待つのが中長期投資です。この考え方で投資に取り組みたい人が選ぶべき投資方法だとも言えるでしょう。

株価下落に直面した時に陥りやすい「心理的な罠」

株式投資をしていると株価の動向を確認するのは当然ですが、株価が下落したときには動揺を隠せない人も多いでしょう。株価下落に直面すると「心理的な罠」に陥ることがよく知られています。

心理的な罠には、主に次の2パターンがあります。

  1. 「危険回避」の心理
  2. 「損失回避」の心理

この心理について十分に理解して、失敗する思考や行動を押さえられるようになりましょう。

「もっと下がるかもしれない」という不安

株価下落に際して働く危険回避の心理とは「もっと下がるかもしれない」という不安です。

株価が予想していた状況とは違って大きく下がってしまっていると「まだ下がるのではないか」という気持ちが生まれるのは当然とも言えるでしょう。株価が下落した要因を調べてみると、まだ余波が残っていて下がり続けるのではないかと思われるケースはよくあります。

例えば、コロナショックのように先行きが見えない不安が募る自体が発生すると、多くの投資家が売り急ぎます。「この先もっと下がるかもしれないから早く売って損失を抑えなくては」という気持ちになるからです。早めの利確になる場合もあれば、損切りになる場合もあるでしょう。

ただ、その株価の下落は一過性のものであって、数週間後、数ヶ月後には株価が元の水準に戻る可能性もあります。先行きが不安になるとつい手放したいという気持ちが強くなり、中長期的には大きな利益を生む投資を途中で断念してしまうケースは少なくありません。

「もしかしたら上がるかもしれない」という期待

株価が下落したときに生じる損失回避の心理とは「もしかしたら上がるかもしれない」という根拠のない期待です。

悪いことがあったら「良いことが次に続くのではないか」といった心理がはたらくことはよく知られています。株式投資においても、株価が下がった、つまり自分にとって悪いことがあったから「我慢して待っていればすぐに株価が上がるのではないか」という考える人もいるでしょう。

しかし、当然ながら根拠になるものは何もないので、実際そのとおりになるとは限りません。

人は損をするのを極度に嫌います。「株価が下落してから売ったら損失を被ることになってしまうから嫌だ」という気持ちが強くなるのは確かでしょう。その心理が根拠のない期待を生み出し、これから本当にその期待通りになると心から信じ込んでしまう人も多いのです。

結果として本当なら損切りをしておくべきときにも売れずに持ち続け、損失を莫大なものにしてしまうケースがあります。中長期投資でも想定より早く利確あるいは損切りをする必要が生じる場合があります。その際に根拠なく判断をして持ち続けてしまうのも問題になるのです。

株価が下がっても動揺しないための考え方

株価の下落によって起こる心理的な罠にはまってしまわないようにするためには、何が必要なのでしょうか。

予期せぬ暴落に動揺してしまうのは致し方ないことかもしれません。しかし、感情に流されて誤った行動を起こしてしまう前に踏み止まれれば問題はないのです。

その適切な判断をできるようになるにはどうしたら良いかを考えてみましょう。

株価が下がる原因を考える

株価が下がったときに動揺しないためには、その原因を考えることが大切です。

需要と供給のバランスを考えると、株価が下がったときには多くの人が売り急いでいます。コロナショックなどで先行きが不透明になると、漠然とした不安を抱えた人たちが株を手放すことがよくあります。

しかし、コロナショックなどの外的要因によって、投資先の企業が本当に大打撃を受けるのでしょうか。

もちろん、一過的に赤字になるほどの業績不振が起こる可能性はあるでしょう。しかし、それほどの影響はなくてすぐに持ち直す場合もあります。業績に全く影響がない場合もあれば、むしろ逆境を生かして業績を上げるのに成功する企業も少なくないものです。

株価が大きく下落したときには、社会情勢が変化しているでしょう。政治や経済の動向などをよく確認してみると、なぜ株価が下がったのかがわかるはずです。理由さえわかれば平静さを取り戻せます。そこで改めて本当に売るべきかを考えてみると、正しい判断ができるでしょう。

株式を生き物に例えるなら株価はただの尻尾です。胴体がしっかりしているなら尻尾が折れても動じることなく、再び尻尾を伸ばして成長を続けるでしょう。つまり、利益を生み出す力を持っている企業なら株価が下がっても恐れる必要はありません

物事を俯瞰的にとらえる

株価の下落に動じてしまう人は、目の前の数字しか見えていません。

想定していなかった大きな変化が目の前に見えると、これからまた変わるかもしれないという考えが生まれます。自分が今見えているものだけで考えてしまうと焦りが生まれ、感情に流されて動揺を隠せなくなっていきます。

しかし、その状況から一歩後ろに下がって物事を俯瞰的にとらえる習慣を付ければ、実は大したことはないと気づくでしょう。株価が下がったくらいでは冷静さを欠いてしまうことはなくなります。株価は一時的に下がっても、多くの企業は事業を継続して利益を生み出していることに気が付くでしょう

「売らなくていい」企業に投資する

株価が下がっても感情的にならずに済むようにするには、投資をする時点から十分な検討をしておくのが肝心です。

最初から「売らなくていい」企業に投資していれば、株価の値動きにとらわれることなく株を持ち続けられます。何年でも安心して持っていられる企業の株式にしか投資しないと決めてかかってしまえばそれで済むことなのです。

安心して長期保有できる企業とは

”投資の神様”として知られるウォーレンバフェットは「自分がオーナーになりたい企業を選ぶ」ことを自身の投資哲学として掲げています。そのくらい安心して資金を投入できる投資先を見つけられれば、株価の値動きに一喜一憂することはなくなるでしょう。

本当に売らなくていい企業を見つけるには、決め手が何かを理解しておく必要があります。ここは「人間の生活に必要不可欠なものを常に生み出している企業かどうか」が重要なポイントです。

たとえばコロナショックのような出来事があったとしても、人が生きていく上で必要なものを供給している企業なら、経営が破綻するリスクはほとんどありません

信頼できる企業に投資できれば焦って売る必要はなくなります。どんなことがあっても社会で必要とされ続けるビジネスを展開している企業を選び出しましょう。

投資先を分散する

分散投資をするのも株価の値動きによって心を乱されないようにするための基本的な対策です。投資先を複数の企業の株式にすれば、リスクは低減されます。

ただし、同じ業種や関連する銘柄の場合には同時に同じような値動きを起こしやすいため、特定の業種や銘柄だけにこだわらずに投資先を選ぶのが重要になります。

ある出来事によって社会情勢が変化したときに、特定の業種だけ株価が大きく上下することもあります。保有している全ての株式で株価の下落が起こると焦るかもしれませんが、特定の業種の銘柄だけ下がったのであれば動揺も少なくて済むでしょう。株価が一斉に下落するのに比べると、速やかに冷静な状態に戻れるようになります。

投資の世界では、次のような格言が良く知られています。

『卵は1つのかごに盛るな』

投資は必ずリスクを負うものなので、自分が安心できる水準までリスクを下げる工夫をするのが大切です。資産をただ分けるだけでなく心理的な負担を軽減する目的も持って投資先を分散させましょう。

予め損失が生じにくいように投資しているという気持ちがあるだけでも、過剰に慌ててしまうこともなくなるはずです。

中長期的に投資できる企業を見極めるには

中長期投資で成功するためには、株価がたとえ下落しても感情に流されることなく持ち続けていたいと信じられる企業の株式を選び出すことが肝心です。

有事でも常に必要とされる事業を展開していることは必須事項ですが、それ以外にも重要な観点があります。以下に示す2つの観点からも投資先としての魅力を考えてみましょう。

競合企業に対して圧倒的な優位性はあるか

投資先として選ぶときには、競合企業に対する圧倒的な優位性があるかを見極めるのが肝心です。人の生活に不可欠な事業を展開していたとしても、競合企業との競争に勝ち抜けなければ持続的に成長するのは困難です。

有事の際には経済活動自体が全体的に低迷してしまうこともあります。投資先の企業がビジネスの中心にしている業界が急激に市場縮小をする場合もあるでしょう。その際にも投資を続けていけるかどうかを判断する上で欠かせないのが、競合企業に対する優位性が十分に高いことです。

経済に大きな影響を及ぼす出来事によって、投資先の企業が赤字になったとしましょう。その影響は投資先の企業だけでなく、競合企業にも及んでいるはずです。そうした赤字の状況から挽回しようと歩み始めたときに、シェアを取りやすいのは優位性を持っている企業です。

逆に優位性がない企業はその出来事の影響で利益を生み出せなくなってしまい、市場を撤退するか倒産せざるを得なくなる可能性もあります。まったく動じる心配がない圧倒的な競合優位性を持っている企業なら、経済環境が悪化したとしても再び成長を続けると考えられるのです。

中長期的に倒産しない資金力を持っているか

ずっと保有していられるような企業かどうかを判断するには、長期的に倒産するリスクがないほどの資金力があるかも見極める必要があります。経済的に大きな影響を受けて収益が低下したとしても、その局面から立ち直る対応するだけの体力がない企業は中長期的な投資先としてはリスクが高いのです。

指標としては、自己資本がどのくらいあるかが役に立ちます。負債が少なくて財務レバレッジが低い企業であれば倒産しにくいと考えられます。負債があると営業利益を生み出せなくなったときに返済が困難になり、倒産に向かって歩んでいくことになりがちだからです。

数年後に以前と同じ程度の収益を得られるようになるとしても、その数年間は経営を維持しなければなりません。負債が多い場合には、立ち直るまでにかかる期間が長いほど資金が破綻するリスクが高くなります。

ただし、圧倒的な競争優位性がなければ、そもそも利益を生み出す状況まで回復できないリスクがあります。十分な優位性があるのを前提として、資金力が必要だと考えるのが適切です。

財務レバレッジとは

銀行借入や社債などの負債を、経営にどれだけの割合で活用しているかを示す指標。
財務レバレッジ=総資本÷自己資本
で計算します。この割合が高いと、倒産のリスクが高まります。

株価下落は投資家にとっての「チャンス」でもある

株価の下落をネガティブに考える投資家は多いですが、実はチャンスでもあるということは認識しておくべき点です。

通常は株価が下がると恐れおののいて自分も手放そうと考え、優れた投資先を選んだ投資家は平静さを保って持ち続けようと判断するでしょう。しかし、株価が下がったときには「普段よりも安く買える」という視点を持つとチャンスだと考えられるのです。

投資の神様・ウォーレンバフェットも、2017年に自社の株主に宛てた手紙で次のように述べています。

『恐ろしい状況下で広まった不安は投資家にとっての相棒だ。なぜなら、安く買えるから』

歴史に残るような株価の暴落が起こったときには、今後成長する企業の株式を割安で買い、大きな利益を得らえる可能性がさらに高くなるでしょう。

他の投資家が混乱して売り急いでいる中で「普段よりも安く買える今こそ投資すべき」と考えて投資先を選定するのは、資産形成をする上で有用な選択肢です。もともと投資している企業の株式を安く買い増しすることもできる可能性があります。

株価が下がったこと自体は悲痛な事態かもしれませんが、社会状況を俯瞰して逆境を生かすようにするとより大きな資金形成に成功できるでしょう。

まとめ

中長期投資は、数ヶ月から数年の投資期間で腰を据えて取り組むのが特徴です。長期的に継続して成長を続ける力がある企業の株式を選んで投資し、インカムゲインを受け取りながら株式を保有し続け、最終的にはキャピタルゲインも得るのが基本的な考え方です。

目先の利益にとらわれず、有事の際にも動じる必要がない企業を選び出すのが中長期投資では欠かせません。感情に流されて損失を生まないようにするためには、社会で必要とされているビジネスを展開していて圧倒的な競合優位性を持ち、資金力のある企業に投資するのが大切です。

投資には必ずリスクがあります。感情に流されて失敗してしまわないように安心できる形で投資をしましょう。

この記事を監修した専門家
ウェルスパス投資顧問代表 渡邉
ウェルスパス投資顧問
複数の大手外資系証券会社で日本株式ディーリング業務に計20年以上従事。運用結果がシビアに評価される中で最大1,000億円の運用を任される。特に、成長株の分析及び投資戦略が得意。
現在は、ウェルスパス投資顧問(関東財務局長(金商)第3014号、一般社団法人日本投資顧問業協会所属)の代表 兼 銘柄分析者 兼 投資助言者として会員へアドバイスを行う。
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